本を読むこと-読書から何かを学ぶためのブログ-

読書のプロフェッショナル目指して邁進中。小説からビジネス書まで取り扱うネタバレありの読書ブログです。読書によって人生を救われたので、僕も色んな人を支えたいと思っています。noteでも記事を投稿しています。https://note.mu/tainaka3101/n/naea90cd07340

エッセイ

たった一人の熱狂(見城徹)を読んだ感想・書評

※ネタバレ注意 たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫) posted with ヨメレバ 見城 徹 幻冬舎 2016-04-12 Amazon Kindle 今、世間を賑わせているインフルエンサーとして、皆さんなら誰を思い浮かべるだろうか。 僕は迷うことなく「ゆうこす」の名前を挙げるだろう。…

死ぬこと以外かすり傷(箕輪厚介)を読んだ感想・書評

死ぬこと以外かすり傷 posted with ヨメレバ 箕輪 厚介 マガジンハウス 2018-08-28 Amazon Kindle 正直に言ってしまうと、僕はこの手のビジネス書が嫌いだった。本当に身になることがどれだけ書いてあるのかギャンブルなように思うことが多々ったからだ。だ…

ブランド人になれ 会社の奴隷解放宣言(田端信太郎)を読んだ感想・書評

ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 (NewsPicks Book) posted with ヨメレバ 田端 信太郎 幻冬舎 2018-07-06 Amazon Kindle 楽天ブックス 本書はいかにも田端さんらしい一冊で、とにかく大きなものにしがみついて不安になりながら生きている人に対して「…

上京物語(喜多川泰)を読んだ感想・書評

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え posted with ヨメレバ 喜多川 泰 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2009-02-18 Amazon Kindle 楽天ブックス 例えばこんなことを思う夜があたなにもないだろうか。 仕事やバイトでくたくたに疲れた帰り道、イヤホ…

志高く 孫正義伝 新版(井上篤夫)を読んだ感想・書評

志高く 孫正義正伝 新版 (実業之日本社文庫) posted with ヨメレバ 井上 篤夫 実業之日本社 2015-01-31 Amazon Kindle 楽天ブックス 何と言っても圧巻なのは、目標を達成するためにとる行動力と熱量である。およそ凡人がマネできる代物ではないように思える…

問題児 三木谷浩史の育ち方(山川健一)を読んだ感想・書評

問題児 三木谷浩史の育ち方 posted with ヨメレバ 山川 健一 幻冬舎 2018-02-07 Amazon Kindle 楽天ブックス イニエスタの獲得に尽力したことで改めて素晴らしい起業家としての側面を見せてくれた三木谷浩史。彼はどのような環境で育ち、何を考えてきたのか…

こんな僕でも社長になれた(家入一真)を読んだ感想・書評

こんな僕でも社長になれた posted with ヨメレバ 家入 一真 ワニブックス 2007-02 Amazon Kindle 本書を読んで家入一真という人間のことが好きになりました。 この一番の要因は、彼の素直さだと思います。苦しかった過去の自分について、隠すことなくさらけ…

革命のファンファーレ(西野亮廣)を読んだ感想・書評

革命のファンファーレ 現代のお金と広告 posted with ヨメレバ 西野 亮廣 幻冬舎 2017-10-04 Amazon Kindle 楽天ブックス ビジネス書グランプリ2018で第一位に輝いていた。それ以前から西野に対する賞賛の声は数多くあった。目的の達成手段を論理的に考える…

Hit Refresh~マイクロソフト再興とテクノロジーの未来~を読んだ感想・書評

Hit Refresh(ヒット リフレッシュ) マイクロソフト再興とテクノロジーの未来 posted with ヨメレバ サティア・ナデラ,グレッグ・ショー、ジル・トレイシー・ニコルズ 日経BP社 2017-11-16 Amazon Kindle 楽天ブックス マイクロソフトの凋落について世間で話…

夜と霧(ヴィクトール・E・フランクル)を読んだ感想・書評

夜と霧 新版 posted with ヨメレバ ヴィクトール・E・フランクル みすず書房 2002-11-06 Amazon Kindle 楽天ブックス 近年、新入社員にお勧めしたい本のランキングに入賞しているのをよく見る。ITの普及によってビジネス環境が激変したり、以前のように体力…

ゼロ〜何もない自分に小さなイチを足していく〜(堀江貴文)を読んだ感想・書評

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく作者: 堀江貴文出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2013/11/01メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (45件) を見る かつては時代の寵児と囃された堀江貴文。彼は過去にある後悔の念を抱…

殺人犯はそこにいる(清水潔)を読んだ感想・書評

殺人犯はそこにいる (新潮文庫 し 53-2)作者: 清水潔出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/05/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る 桶川ストーカー事件を解決に導いたことでも有名な著者の一作である。実はここ最近話題になっていた「文庫X」…

書きあぐねている人のための小説入門(保坂和志)を読んだ感想・書評

書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫) 作者: 保坂和志 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2008/11 メディア: 文庫 購入: 25人 クリック: 111回 この商品を含むブログ (58件) を見る 本書を読めば、千人に二、三人は小説家としてデビューする…

職業としての小説家(村上春樹)の書評

村上春樹が職業的な小説家になってから三十年以上の月日が経過している。 これは僕が生きてきた年月を有に超している。これだけ長い年月の中で、なんとなくだけど自由奔放に、思うがままに、小説を執筆してきたイメージのある村上春樹が、どのような思いで小…

伊坂幸太郎の「仙台ぐらし」を読んだ感想[レビュー]

仙台ぐらし (集英社文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2015/06/25 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (9件) を見る ※ネタバレを含む可能性があります。 以前に「3652」というエッセイ集を読んで面白かったから、こっちのエッセイも…