2017-02-04 日本語の作文技術(本多勝一)を読んだ感想・書評 ビジネス 実用書 文章術 【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫) posted with ヨメレバ 本多勝一 朝日新聞出版 2015-12-07 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo おっしゃる通りだと思った。本当に大事な表現であるならば、そこには時間をかけて自分が見たもの(=真実)を描くことが大切だ。人間は瞬時に様々なことを考える。自分が「とても興味を惹かれている」と自覚するものに対して、僕たちはその一瞬で、自分が気付かないほどの感情をインプットしているのだ。しかし、僕たちはそれらをぽいっとどこかに投げ捨てて、一般的に広がっている紋切り型の言葉で表現してしまう。文章は時間をかけて一文を生み出すことができる。文章を使えばこのような紋切り型の表現を撤廃することができるのかもしれない。僕はそんな文章が好きだ。一方で、そこまで読み手の意識を引く必要がない文章では、このような紋切り型の表現が効果的かもしれないとも思った。要はどうやって読み手に伝えるのか、書き手が意識することが大切なのだろう。(僕はこれを機に昔の文章を読み返しましたがひどい文章ばかりでした) ○読後のおすすめ 書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫) posted with ヨメレバ 保坂 和志 中央公論新社 2008-11 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫) posted with ヨメレバ 本多勝一 朝日新聞出版 2015-12-07 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo