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本を読むこと-読書から何かを学ぶためのブログ-

書評依頼お待ちしておりますm(_ _)m ※ネタバレありのブログです。

エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)の書評

 これほど生きるうえでの活力を与えてくれる本が他にあるのだろうか――。

 僕にそう思わせるほど、本書の出来(伝えたいことの明確性)は素晴らしい。今僕が抱えている人生の進路選択に関する悩みも、この本を読むことで好転するように思える。

 

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

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 僕は上述しているように人生の進路選択に関する悩みを抱えている(進路選択という言葉でぼかしていることをお赦しいただきたい)。数か月前から思い悩んでいたことで、軽口を叩くような感覚で友人に話すことは幾たびもあったのだが、自身のキャラからか笑いをとって流れていくことがほとんどだった。他人の悩みなんて所詮他人事という感覚が友人にあったのかもしれないし、あまりにも自分が相談事の打ち明け方が下手だったのかもしれない。そんなときに僕はまたそれを一人で抱えて悩んでしまった。結果的に体調にも悪影響が出てきたことで更なる悪循環に陥ってしまった。

 本書を読んでいて、自分が本当に大切にしていること、を大切にするために僕の悩みの種はやはり取り除くべきなんだという自信を持てた。その悩みの種を取り除くうえでの障害だって、コミュニティから抜けること(何にも所属がないことは非常に不安感を募らせることに繋がると思う)、僕が好きな人間との関係が絶たれてしまうのではないかという不安、今後自分はどうなるのだろう……といったものだ。よくよく考えれば、人間関係はコミュニティを変えても自身の取り組みで関係を維持できるし、体調を崩してまで、そこに留まる方が今後の自分の危うさを感じるだろう。何よりも自分が最も大切にしていることから離れてしまう結果を辿るよりは、そこで「ノー」と決断することのほうがよっぽど自分にとって価値のある出来事だ。簡単には変われないかもしれない。でも、少しづつ変わっていける確信と行動指針を得ることができた。

 本書に書かれていることをつらつらと書き綴ることはもちろん可能なのだが、それをここに書くことで、自分が体験した「自分の人生を自分のもとに取り戻す感覚」を簡単に体験していただきたくない。なんだか自分が自分で意思決定の選択をしていない感覚から抜け出せない人にはぜひ本書を手に取っていただきたい。

 

エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする

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