外資系銀行の資料作成ルール66の書評
先日、先輩が近くに座る私の同僚(この人も先輩だけど)にこう言った。
「これを参考にして、資料作成してください」
先輩の手元には一冊の本があった。横目でそれを見やる私。
その後、資料作成がみるみるうちに上手くなっていく同僚を見ていると、どうしようもない悔しさが込み上げてきた。そして、先輩が同僚に手渡した本を購入することにしたのだ。
私は本書をパワポでの資料作成時に参考とした。
見開き1ページごとに、資料作成のコツが書いてある。かつ、文字数が少なく視覚的に資料作成のコツを確認できることから、資料作成前にちらっと確認するだけでもその効果を実感することができるだろう。
私は冒頭で同僚と先輩社員のやり取りがキッカケで本書を購入したことを明らかにした。その後、その同期と共に新入社員全体で行うプレゼンテーションの場に参加したのだが、その資料作成時にも本書はとても役に立った。
文字サイズの指定や画像の添付する位置など、資料作成の基準を本書が決めてくれるので、無駄なことで悩む時間がなくなった。それゆえに資料の内容を考える時間が、たっぷりととれた。それが良い結果をもたらしてくれたのだろう、と思っている。
他にもExcelでの資料作成のコツも記されているので、興味のある方は購入してみてほしい。