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本を読むこと-読書から何かを学ぶためのブログ-

書評依頼お待ちしておりますm(_ _)m ※ネタバレありのブログです。

グーグルに学ぶディープラーニングを読んだ感想・書評

グーグルに学ぶディープラーニング posted with ヨメレバ 日経ビッグデータ 日経BP社 2017-01-26 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 近年、ビジネスに大きな変化をもたらすであろうと目される技術として「人工知能」が挙げられる。具体的な実装技術を記し…

FinTech(柏木亮二)を読んだ感想・書評

フィンテック (日経文庫) posted with ヨメレバ 柏木 亮二 日本経済新聞出版社 2016-08-06 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo ここ一年余りの間で流行しているビジネスワードの一つが「フィンテック」だろう。経済について扱っているニュースサイトで、こ…

風の歌を聴け(村上春樹)を読んだ感想・書評

風の歌を聴け (講談社文庫) posted with ヨメレバ 村上 春樹 講談社 2004-09-15 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 本書を読むのは大学生以来、数年ぶりだ。初めて本書を読んだときの衝撃を僕は子細に思い出すことができる。まず村上春樹がデビュー当時か…

起業を考えたら必ず読む本(井上 達也)を読んだ感想・書評

起業を考えたら必ず読む本 (Asuka business & language book) posted with ヨメレバ 井上 達也 明日香出版社 2016-09-14 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo なんだか成功している事例ばかりだな。起業家の出版している本を読んでいた僕はそう思った。出版…

海辺のカフカ(村上春樹)を読んだ感想・書評

海辺のカフカ (上) (新潮文庫) posted with ヨメレバ 村上 春樹 新潮社 2005-03-01 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 以前に海辺のカフカを読んだとき、僕は大学一年生だった。当時の僕は音楽にドハマリしていて、以前は熱心に読んでいた「本」というも…

ロジカル・プレゼンテーション(高田貴久)を読んだ感想・書評

ロジカル・プレゼンテーション――自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」 posted with ヨメレバ 高田 貴久 英治出版 2004-02-01 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 僕は提案には二つの要素が関係していると思っている。それは式に…

仮説思考(内田和成)を読んだ感想・書評

仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法 posted with ヨメレバ 内田 和成 東洋経済新報社 2006-03-31 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 最近思考に関する本をまとめて読んでいる。仕事をするにしたって、ブログでおもしろい記事を書くにしたって、そこに…

0ベース思考を読んだ感想・書評

0ベース思考---どんな難問もシンプルに解決できる posted with ヨメレバ スティーヴン・レヴィット,スティーヴン・ダブナー ダイヤモンド社 2015-02-14 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 本書を読む人は、目的として「既成概念を取っ払ったアイデアの創…

入社1年目の教科書(岩瀬大輔)を読んだ感想・書評

入社1年目の教科書 posted with ヨメレバ 岩瀬 大輔 ダイヤモンド社 2011-05-20 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 僕はあまりこういう本が好きではない。というか良いという評判があっても買うのを躊躇ってしまう。なんだか一般的な当たり前のこととか、…

ノルウェイの森(村上春樹)を読んだ感想・書評

ノルウェイの森 上 (講談社文庫) posted with ヨメレバ 村上 春樹 講談社 2004-09-15 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 「ノルウェイの森」を読むのは高校生以来になる。改めて読んでみると、この小説がどれだけ心に刺さる世界観を持っていているかが身…

思考の整理学(外山滋比古)を読んだ感想・書評

思考の整理学 (ちくま文庫) posted with ヨメレバ 外山 滋比古 筑摩書房 1986-04-24 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 1986年の出版以降、度重なる重版が行われている本書は、思考術に関する古典的な一冊となっているだろう。それ故に、本書で語られてい…

罪の声(塩田武士)を読んだ感想・書評

罪の声 posted with ヨメレバ 塩田 武士 講談社 2016-08-03 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 本書は「週刊文春」ミステリーベスト10で第1位を受賞した作品である。その賞の名の通り。本書は戦後日本を代表する未解決事件「グリコ・森永事件」を参考…

日本語の作文技術(本多勝一)を読んだ感想・書評

【新版】日本語の作文技術 (朝日文庫) posted with ヨメレバ 本多勝一 朝日新聞出版 2015-12-07 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo ブログを続けているうちに「思いついたことをもっと上手く人に伝えることができるようになりたい」と思うようになった。…

クライマーズ・ハイ(横山秀夫)を読んだ感想・書評

クライマーズ・ハイ (文春文庫) posted with ヨメレバ 横山 秀夫 文藝春秋 2006-06-10 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 以前に「第三の時効 」という横山秀夫の小説を読んだ。その際に僕はこう言及している。 横山秀夫の小説を読むといつも実感させられ…

論点思考(内田和成)を読んだ感想・書評

論点思考 posted with ヨメレバ 内田 和成 東洋経済新報社 2010-01-29 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 以前に「ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果」という本を読んだ。その中で僕は一つのことに集中することの大切さや、そのために排除しなけ…

蜜蜂と遠雷(恩田陸)を読んだ感想・書評

蜜蜂と遠雷 posted with ヨメレバ 恩田 陸 幻冬舎 2016-09-23 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 恩田陸の直木賞受賞作である「蜜蜂と遠雷」は、とある国際ピアノコンクールに焦点を当てた一冊である。 ピアノコンクールに関して僕は多くを知らない。四月…

ワン・シング~一点集中がもたらす驚きの効果~を読んだ感想・書評

ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果 posted with ヨメレバ ゲアリー・ケラー,Gary Keller,ジェイ・パパザン,Jay Papasan SBクリエイティブ 2014-01-22 Amazon Kindle 楽天ブックス 以前にエッセンシャル思考という本を読んだ。そのときの僕は、色ん…

魔王(伊坂幸太郎)を読んだ感想・書評

本書に関する書評依頼を読者の方より受けたので、本記事を執筆する。様々な 本に関する知見を深めたいと考えているので、ぜひコメントいただきたい。 実は、僕は「魔王」の姉妹作(というよりも、ほぼほぼ続編)の「モダンタイムス」という作品を読んだこと…

7日間企業(ダン・ノリス、平野敦士カール)を読んだ感想・書評

7日間起業――ゼロから最小リスク・最速で成功する方法 作者: ダン・ノリス,平野敦士カール 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2016/11/18 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る アメリカのアマゾンでランキング10部門中3部門で1位を取った一冊…

首折り男のための協奏曲

首折り男のための協奏曲 (新潮文庫) 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2016/11/28 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (5件) を見る 伊坂幸太郎の短篇集。一冊にまとめるために書かれた作品ではないために実に多様な色合いを見せる一冊に…

本日は、お日柄もよく(原田マハ)を読んだ感想・書評

本日は、お日柄もよく (徳間文庫) 作者: 原田マハ 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 2013/06/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (13件) を見る 電車内で頻繁に見かける広告があった。それは他の広告とは何かが違っていて、身動きがとれなくなるまで…

陰の季節(横山秀夫)を読んだ感想・書評

陰の季節 (文春文庫) 作者: 横山秀夫 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2001/10 メディア: 文庫 購入: 3人 クリック: 133回 この商品を含むブログ (125件) を見る 横山秀夫のデビュー作である「陰の季節」を読み終えた。横山秀夫といば、警務部にスポット…

獏の檻(道尾秀介)を読んだ感想・書評

貘の檻 (新潮文庫)作者: 道尾秀介出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/12/23メディア: 文庫この商品を含むブログを見る 向日葵の咲かない夏を引き合いに出した帯がとても目立っていたので購入した。向日葵の咲かない夏は、僕が一番好きな道尾秀介の作品で、…

ゼロ〜何もない自分に小さなイチを足していく〜(堀江貴文)を読んだ感想・書評

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく作者: 堀江貴文出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2013/11/01メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (45件) を見る かつては時代の寵児と囃された堀江貴文。彼は過去にある後悔の念を抱…

殺人犯はそこにいる(清水潔)を読んだ感想・書評

殺人犯はそこにいる (新潮文庫 し 53-2)作者: 清水潔出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/05/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (9件) を見る 桶川ストーカー事件を解決に導いたことでも有名な著者の一作である。実はここ最近話題になっていた「文庫X」…

動機(横山秀夫)を読んだ感想・書評

動機 (文春文庫)作者: 横山秀夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/11メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 39回この商品を含むブログ (140件) を見る 横山秀夫の二作目である本書を読了した。意外だったのは本書の短篇四作における主人公の職業が、表題に…

書きあぐねている人のための小説入門(保坂和志)を読んだ感想・書評

書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫) 作者: 保坂和志 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2008/11 メディア: 文庫 購入: 25人 クリック: 111回 この商品を含むブログ (58件) を見る 本書を読めば、千人に二、三人は小説家としてデビューする…

マドンナ(奥田英朗)を読んだ感想・書評

マドンナ (講談社文庫) 作者: 奥田英朗 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2005/12/15 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 29回 この商品を含むブログ (137件) を見る 40代会社勤めの男性を描いた短篇を五作盛り込んだ短篇集だ。 かなりテンポ感の良い文体で…

i(西加奈子)の書評・感想

i(アイ) 作者: 西加奈子 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2016/11/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る 「この世界にアイは存在しません」 主人公の名前はワイルド曽田アイ。アイという名前をもつ彼女にとっては衝撃的な言葉で物語は…

こころ(夏目漱石)を読んだ

こころ (集英社文庫)作者: 夏目漱石出版社/メーカー: 集英社発売日: 1991/02/25メディア: 文庫購入: 7人 クリック: 180回この商品を含むブログ (126件) を見る ここ数日、訳有で仕事を休んでいる。1日の軸に据えられている仕事をする必要がなくなると、自分…

コンビニ人間(村田沙耶香)の書評・感想

芥川賞を受賞し、アメトーークで取り上げられることで爆発的に人気が加速した「コンビニ人間」を読了した。 コンビニ人間 作者: 村田沙耶香 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/07/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (33件) を見る 主人公は十…

何もかも憂鬱な夜に(中村文則)の書評・感想

本書を読んで、自分の中にある倫理観や価値観で、「この本の死刑に対する考え方は……」と論を急がないでほしい。僕は本書の価値はそこに留まらないと思うし、中村文則の小説は自分の世界観を広げてくれるところに価値があると判断しているからだ。 本書には光…

エッセンシャル思考(グレッグ・マキューン)の書評

これほど生きるうえでの活力を与えてくれる本が他にあるのだろうか――。 僕にそう思わせるほど、本書の出来(伝えたいことの明確性)は素晴らしい。今僕が抱えている人生の進路選択に関する悩みも、この本を読むことで好転するように思える。 エッセンシャル…

海の見える理髪店(荻原浩)の書評

本書は直木賞受賞作である。装丁の色合いが好きで気が付けば購入していたのだが、買い時と読み時が全く異なる僕の性格ゆえ、なかなか読むことができていなかった。 海の見える理髪店 作者: 荻原浩 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2016/03/25 メディア: ハ…

聖なる怠け者の冒険(森見登美彦)の書評

かわいい怪物たちが装丁に描かれている森見登美彦の作品がついに文庫化された。舞台はやはり京都で、ぽんぽこ仮面という狸の怪人が大暴れ? くだらないけど気が付けば次のページをめくってしまう不思議な物語であった。 聖なる怠け者の冒険 (朝日文庫) 作者:…

第29回小説すばる新人賞受賞者が決定 驚きの16歳

タイトルの通り、小説すばる新人賞の受賞者が決定したようだ。 急いで小説すばるを購入すると、なんと受賞者は16歳ではないか。大抵の人は自身よりも若い年齢で活躍している人と対峙するとき、「その頃の年齢の自分って何をしていたっけな」と振り返るのでは…

働く人のためのアドラー心理学を読んだ感想

自己啓発本に頼るのはイヤだな。なんとなくこんなことを思っていたことがあった。恥ずかしながら自己啓発本は著者の成功体験の押し売りだと誤解していたのだ。もしもあなたが、そのような自己啓発本への躊躇いが原因で本書やアドラー心理学を避けているのな…

女のいない男たち(村上春樹)の書評

先日、村上春樹のエッセイを読んだ。影響を受けやすい僕はすぐに村上春樹の作品を手にとることにした。ちょうど読もうと思いつつ、ずっと本棚に置きっぱなしになっていた「女のいない男たち」がいいだろうと思った。 女のいない男たち (文春文庫 む 5-14) 作…

職業としての小説家(村上春樹)の書評

村上春樹が職業的な小説家になってから三十年以上の月日が経過している。 これは僕が生きてきた年月を有に超している。これだけ長い年月の中で、なんとなくだけど自由奔放に、思うがままに、小説を執筆してきたイメージのある村上春樹が、どのような思いで小…

ひどい句点(佐々木愛)を読んだ書評

第96回オール読物新人賞 受賞作「ひどい句点」の書評を記す。 新人賞の受賞作をリアルタイムでブログのネタに使うのは初めてかもしれない。個人的に新人賞にはその人が作家としてどのように作品と向き合っていくのかという決意が記されていると考えているの…

第三の時効(横山秀夫)の書評

職場の先輩から唐突に第三の時効という小説を紹介された。 横山秀夫の本は何冊か読んでいたし、第三の時効を読むことにも躊躇いはなかった。そのためすぐに購入し読むことにした。職場で小説の話ができる!と実感できたことも僕の背中を押してくれた。 第三…

仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方の書評(2/4)

前回に引き続き書評を行いたいと思う。 bookyomukoto.hatenablog.com ありがたいことに前回の書評を投稿した時点で、著者からコメントをいただき、フェイスブックにも転載いただいた。時折、このように著者本人からコメントをいただき、私の示唆に対してコメ…

きりこについて(西加奈子)の書評

きりこは、ぶすである。 そんな衝撃の一文から物語は始まる。「ぶす」という一言は、基準に差はあれど、おおよその人間が同じような価値観を抱いている。それは「アホ」とか「ボケ」とかのように端的に相手を傷つける言葉だ。 西加奈子は本書の主人公ともい…

作家の収支(森博嗣)の書評

僕は森博嗣という作家を知らない。 しかし彼が有名な作家であると同時に、小説家という職業について、様々な情報を開示してくれる人間であることは知っていた。 そんな彼が作家のお金周りに関する本を出していたので購入した。 作家の収支 (幻冬舎新書) 作者…

外資系銀行の資料作成ルール66の書評

先日、先輩が近くに座る私の同僚(この人も先輩だけど)にこう言った。 「これを参考にして、資料作成してください」 先輩の手元には一冊の本があった。横目でそれを見やる私。 その後、資料作成がみるみるうちに上手くなっていく同僚を見ていると、どうしよ…

となり町戦争(三崎亜記)を読んだ感想

「となり町戦争」というタイトルヵら本の内容を簡単に推察することができる。「なんとなく、こんな感じ何でしょう?」と本の概要を説明し始めるような人間だっていそうなぐらいだ。 僕もそのような考えをもっていた。「戦争」という言葉は、あまりにも近くに…

斜め屋敷の犯罪(島田荘司)を読んだ感想

ホラー作品を連想させるような装丁に、たじろぎながらも読了した。 その描写は「斜め屋敷」というよりも、「断崖絶壁にある古城」といった風で、実際に読んでみた時の印象と、読む前の印象では全くその様相が違ってきた。 改訂完全版 斜め屋敷の犯罪 (講談社…

仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方(1/4)の書評

本書は四章にわけられている。そのため私もそれに倣って記述したいと思う。 今回はミスメモリーについてお話したい。 仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方 作者: 宇都出雅巳 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス) 発売日: 2016/08/1…

メモで未来を帰る技術(小野正誉)を読んだ感想

以前に「ゼロ秒思考」という本を読んだ。 考えたことを一分内にできるだけ具体的に記入していくことで、思考のスピードを高めるというものだった。 本書も少し、これに近い。しかし、かなりゆったりとしている時間軸の中で、取り組むことができるので、ゼロ…

モダンタイムス(伊坂幸太郎)を読んだ感想

人は大きなシステムの中にいる。 それは世界であったり、国家であったり、会社や学校であったり。大きな枠組の中に、またいくつかのシステムが存在しているのだから、それらは、無数に存在しているといえる。 このシステムの役割や意義について、考える作家…